エコカーって?2009/06/08

 ここ最近、流行のハイブリッドカーは、はたしてエコカーなのでしょうか?2年ほど前にプリウスを試乗した時は、とってもよくできたハイテクな車だとは思いました。

 でも、最近の評価では、「環境にやさしい」が売り文句のようです。確かに、ガソリンの消費が少ないのはいいことですが、大きな電池やエンジンのほかにモーターを積むのって、将来的に本当に環境にいいの?と思ってしまいます。

 まあ、ハイブリッドは過渡期で、これから本格的に電気自動車に移行し、電池も環境に影響の無いものが作れると言うのならいいことなのでしょう。

 でも、個人的には、エコカーの代表は、シトロエンの2CVと言う車ではないかと思います。この車、10年近く乗りました。残念ながらもう生産はしていません。

 排気量は600ccほど。大きさはフォルクスワーゲンの旧ビートルくらい。両方乗ったことがありますが、乗りごごちと室内のゆったり感は、2CVの方が上でした。

 この車、部品点数は、今時の車に比べて、めちゃめちゃ少ないと思います。暖房は、エンジンを冷やすファンの風(空冷)を室内に取り込むと言うだけのものだし。オープントップであることもあって冷房はなし。

 でも、サスペンションはとっても凝っていて今まで乗った乗用車の中で最高の乗りごごちでした。なにしろ、この車の売り文句が、でこぼこの道を走っても、かごの卵が割れない。と、言うものだったように記憶しています。

 そうそう、シートはリクライニングもしませんでした。横風の強い、雨の日に走っていると、足元が濡れてきたりもしました。
 でも、この車、こんなだから、とってもエコだと思います。そうそう、クランクを直接、人力でまわしてエンジンを始動することもできました。

 あ~、あんな楽しい車、どこかで作ってくれないでしょうか?なんだか話しがそれたようなので、この辺で、失礼します。