「ジェノサイド」を読んで。 ― 2012/01/03
久しぶりに大物を読んだので久しぶりにブログをアップします。
読んだ本は、高野和明著「ジェノサイド」本屋さんの人気の本コーナーにあって帯に書いてあるのも良さそうだったので昨年最後の本に選びました。
前半の盛り上がりつつある部分ではあれ?この作者ってアメリカ人だったっけ?と思わせるような書きぶりでどんどんページが進みます。
物語はとても良くできていて2転3転してしていき、じっくりとそれでいて先へ先へと行きます。
ただ、半ばくらいからの人間の内面描写に入ったあたりから最近の日本の作家らしい、自分のごく限定的な歴史解釈を押し付けてくる雰囲気が強くなり、後半食傷気味となってしまいました。
話が新しい視点から書かれていて、大きく描かれているだけにとても残念です。こういうのも「社会派」の一つなのかもしれませんが私は好きになれません。
単純に娯楽作品として割り切って読むには良いと思います。
読んだ本は、高野和明著「ジェノサイド」本屋さんの人気の本コーナーにあって帯に書いてあるのも良さそうだったので昨年最後の本に選びました。
前半の盛り上がりつつある部分ではあれ?この作者ってアメリカ人だったっけ?と思わせるような書きぶりでどんどんページが進みます。
物語はとても良くできていて2転3転してしていき、じっくりとそれでいて先へ先へと行きます。
ただ、半ばくらいからの人間の内面描写に入ったあたりから最近の日本の作家らしい、自分のごく限定的な歴史解釈を押し付けてくる雰囲気が強くなり、後半食傷気味となってしまいました。
話が新しい視点から書かれていて、大きく描かれているだけにとても残念です。こういうのも「社会派」の一つなのかもしれませんが私は好きになれません。
単純に娯楽作品として割り切って読むには良いと思います。
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