時をかける少女2011/03/20

 レンタルで見た仲 里依紗主演の「時かけ」映画版最新作。アニメ版のストーリーと似た感じで、芳山和子の娘芳山あかりが主演。

 とても丁寧に作られていて、70年代の雰囲気を小道具を集めてとても良く出している。ただ一か所、ビル内での火災警報器(?)は現代のものだったような。ま、これは御愛嬌として貧乏学生の暮らすアパートの雰囲気や服装などなどこれだけでもとても楽しめる。

 主人公のあかりは現代的な女の子をうまく演じているように見えた。主題歌、挿入歌もうまくできているしラストの流れもよく映画版第1作の雰囲気が受け継がれているように思えた。

 また、配役にも凝っていて少女時代の芳山和子を演じている石橋杏奈がとても合っていた。彼女を主役で原作を映画化してほしいくらい。

 とても気に入ってしまったのと旧作が懐かしくなって両方ともDVDを注文してしまった。のも御愛嬌か。

 この映画で、なんとなく元気を取り戻した感じ。